ヤクルトの奥川恭伸投手(19)が、8日広島戦(神宮)で今季2度目の先発マウンドに上がる。前回登板の3月28日阪神戦(神宮)では5回3失点。翌29日に登録を抹消されてから、最短での再登録となる。ファームでは、体力面の回復と強化をテーマにした。「2年目ということで、まだまだ成長していかないといけない。そういった意味では、中10日を空けてもらった方がトレーニングもたくさんしやすくなる。そして中6日でしっかり回れるような体をつくっていく。最終的には中6日で1年間(ローテーションを)回れないといけない。そこを目指しての中10日の意味を、自分で考えてしっかりやりたい」と冷静に前を向いた。

昨年11月10日のプロ初登板で、2回0/3を9安打5失点と打ち込まれた広島が相手。「今年に入ってオープン戦でも、上の試合に投げさせてもらったり、前回も開幕して初めて公式戦で投げさせてもらったり、ちょっとずつ自分でも、去年から見ても変わった部分はどんどん増えてきている。たくさん投げさせてもらって、徐々に慣れてきた部分も増えてきているので、そこが去年とは違うかな」と話した。念願のプロ初勝利で雪辱を果たすべく、「納得いく良い内容を目指して投げたい」と意気込んだ。【湯本勝大】

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