DeNAは今季2度目の完封負けを喫した。阪神先発の青柳に7回まで散発3安打。そのうち2本は内野安打と、外野に飛んだ打球は3本しかなかった。三浦大輔監督は「シンカーなど、うまく散らされた」と話した。

唯一のチャンスは7回だった。佐野恵太の四球と宮崎敏郎の右前打で無死一、二塁。6番神里和毅の送りバントは、捕手の前に弱く転がり、三塁封殺で失敗した。「無死一、二塁のフォースプレーで難しいが、当然決めてほしかった」と三浦監督。後続の田中俊太、戸柱恭孝も内野ゴロに倒れ、無得点に終わった。

7試合ぶりの完封負けで、7年連続負け越し中の阪神に連敗スタートとなった。11日にはネフタリ・ソト、タイラー・オースティンの外国人スラッガーコンビが、隔離期間を終えて1軍の練習に合流する。出場は練習での状態を見てから判断されるが、最近2試合で7安打2得点の貧打に泣いているだけに、ぶっつけでの出場なるかが注目される。

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▽DeNA上茶谷(7回1失点と好投) 前回の反省から先頭打者を出さないことを強く意識した。ストレートの調子が良かったので、腕を振って他の球種も有効に使えた。失点した回は、もう少し粘りたかった。