オリックス山本由伸投手が6回途中8安打3失点で2敗目を喫した。

101球で降板し「狙ったところに投げられないボールもたくさんあったので、反省点もすごくたくさんあります」と頭をかいた。初回1死。柳田への初球に157キロを計測。19年秋にプレミア12で計測した自己最速158キロにあと1キロと迫った。その柳田は5球目に150キロの高速フォークで空振り三振に。カットボールやシュートも150キロを超え、球界屈指の快速派ぶりを示したが、状態については「良くはなかった」と振り返った。

6回に3連打を浴びて降板。「粘り負けしないようにと思って投げていたんですけど、最後に点を取られてしまったのでダメでした」。今後は今回と同じ中5で20日西武戦(京セラドーム大阪)に先発する方向。この日であと100日となった東京五輪を「夢の舞台」と表現する日本のエース候補は、気持ちを切り替えて次戦に向かう。【真柴健】

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