阪神岩貞祐太投手が故郷熊本に届ける力投だ。7回1死走者なしの場面。代打松本友が送られると3番手で登板した。3球で空振り三振を奪うと、続く山崎に内野安打を許したが、中村から空振り三振を奪った。今季6ホールド目を「晋太郎がいいピッチングしてましたし、その後の小林も気迫あふれるピッチングで、その流れに乗りながら、腕を振って投げることが出来たと思います」と振り返った。

14日に熊本地震から5年を迎えた。故郷は着実に復興への歩みを進めているが、「野球で故郷に勇気を」という思いはさらに強くなる。岩貞自身が行う熊本県の野球振興のため社会貢献活動も5年目た。頼れる虎の投手キャプテンは「忘れること出来ませんし、忘れてはいけないことだと思う。そういう気持ちを持ちながら、今後もやっていきたい」と思いを語った。

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