阪神青柳晃洋投手(27)が5日ヤクルト戦(神宮)に先発し「新打線」に挑む。

登板を2日後に控えた3日は甲子園で投手練習に参加。現在4試合連続でクオリティースタート(6回以上、自責3以内)の右腕は「常に9回まで投げる気持ちで投げています。任されたイニングはしっかり投げきりたい」と意気込んだ。

今季初登板の3月27日ヤクルト戦(神宮)で白星を挙げた際にはいなかった新助っ人のオスナ、サンタナと初対戦になる。オスナは打率3割、サンタナは2日DeNA戦でのソロを含めて8試合で3本塁打をマーク。「その助っ人2人がよく打っているので、いい打者ということは分かります」と頭に入れた上で「対策というよりは、まずは自分のボールをしっかり投げて抑えられるように」と平常心で強力助っ人と勝負する。

警戒したい選手がもう1人。「村上選手に関しては前回も含め何年も続けてホームランを打たれているので、そのホームランだけには気をつけて投げていきたい」。前回対戦の3月27日は1号ソロを浴びている。主砲と助っ人を封じ込め、今季3勝目をつかむ。【磯綾乃】