立大が18年春以来となる5連勝で、今週試合のない慶大を抜き、再び首位に立った。

3番手で投げた野口裕斗投手(2年=東海大相模)が好投した。7-3の5回から2イニングを0に抑えた。序盤は点の取り合いだっただけに、試合の流れを落ち着かせ、勝利へとつなげた。

今春、リーグ戦デビューを果たした。継投のチームで一翼を担う。「後ろには栗尾さん、宮さんとリーグ戦の経験が多い方がいるので、気楽ではないですが、目の前の打者1人1人にと思って投げています」と自らも貴重な経験を重ねている。

高校の後輩たちが今春センバツで優勝した。「自分のモチベーションになっています」。立大も17年春以来の優勝へ向かっている。次は、自分の番だ。