新外国人のラウル・アルカンタラ投手(28=韓国・斗山)が、1軍に初合流した。スアレスとともにグラウンドに姿を現すと、投手陣の輪に入ってあいさつ。拍手で迎えられていた。

「まず最初にチームのみんなとこうして会うことができてうれしいし、みんながとてもいい歓迎をしてくれて本当に感謝しているよ。これからこのタイガースで、チームメートたちと頑張っていきたいという気持ちだね」

仲間からの歓迎を喜び、意気込みをコメントした。昨季韓国リーグで20勝を挙げ最多勝に輝いた右腕は、14日巨人戦(東京ドーム)でデビューする予定だ。

この日はキャッチボールやランニングなどで調整。初めて甲子園で練習し、「すごく好きだね。グラウンドの雰囲気も良かったし、ブルペンにも入ったけれど、投げてみてすごくマウンドの感じも良かったから、好きな球場になったね」と、すぐに気に入った様子だ。

ウエスタン・リーグでは2試合に先発し計10回を無失点。福原投手コーチは「緊張感もあると思いますが、今できる自分のピッチングというものを見せてもらえればいいのかなと思っています」と期待を寄せていた。