阪神ドラフト1位佐藤輝明内野手(22)が、巨人戦初の本塁打で、通算2000試合のメモリアルゲームに花を添えられるか、注目だ。

伝統の一戦の、節目の試合では、数々のスタープレーヤーが結果を残してきた。500試合目では王貞治がサイクル安打。1000試合目では2年目だった原辰徳が勝負を決める3ランを放った。1500試合目は松井秀喜が6回に逆転3ラン。2000試合目は、虎の新スターに期待がかかる。

また、エンゼルス大谷とが本塁打を放った日に、佐藤輝も1発を放つ「国際アベック本塁打」も話題となっている。大谷、佐藤輝とも4月14日(4)号、同25日(6)号、5月4日(9)号、同7日(10)号と、同日にそろって計4本塁打。大谷は15日に11号を放っており、佐藤輝にも期待がかかる(大谷本塁打の日付は日本時間)。

試合前フリー打撃では左翼、右翼スタンドへ連発で放り込むなど、予行演習はバッチリだ。前日14日には阪神新人の4番で82年ぶりとなる巨人戦での安打を放っており、勢いがある。「巨人は倒さないといけない相手」と語っていた通り、バットで勝利に導けるか。