高卒2年目の阪神及川雅貴投手(20)が、プロ初めて1軍に合流した。この日は同期入団の西純矢投手(19)がプロ初先発予定。19年のドラフト1位&ドラフト3位が、そろって甲子園に姿を見せた。「やっぱり純矢(西)は良いライバルでもありますし、同級生として切磋琢磨(せっさたくま)してやってきたので、そういった意味では同じ日に昇格できて良かったと思いますし、一緒に頑張っていきたいです」。及川は今季ウエスタン・リーグで5試合に先発し、計26回1/3を9失点(自責8)、防御率2・73の成績を残している。「先発でもリリーフでも、1球1球全力で自分の球を投げるだけだと思っているので、頑張っていきたいです」と意気込んだ。

また、ルーキーのドラフト8位石井大智投手(23)、斎藤友貴哉投手(26)も甲子園での試合前練習に参加した。1軍再昇格となった石井大は「一番はストライク先行というところで、無駄な球をなくして、しっかり意図のある球を投げることに集中して頑張りたいと思っています」。今季初昇格の斎藤は「先発でもリリーフでもやってきたことは変わらないですし、自分のピッチングを出すだけ」と気合を入れた。

前日18日ヤクルト戦では小野、守屋、桑原の3人が計9失点と炎上。矢野監督は試合後に1、2軍の入れ替えについて「うん、もちろん」と話しており、中継ぎ要員の投手計6人が入れ替わる形となった。

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