甲子園で虎の“ドラ1リレー”が実現した。12年ドラフト1位藤浪晋太郎投手(27)は先発で5回1安打無失点にまとめ、6回から2番手の19年ドラフト1位西純矢投手(19)が登板した。

グラウンド整備後に西純の名前がアナウンスされると、球場に大きな拍手が響いた。2軍戦ながら聖地で巨人との「伝統の一戦」とあって、集まった2786人のファンをドラ1コンビが沸かせた。

その西純は2回を4安打2四球2失点。制球に苦しみ、41球を要した。6回2死満塁から押し出し四球で1点を失い、7回には同学年の菊田に左翼席への同点ソロを浴びた。

西純は19日ヤクルト戦で5回無安打無失点でプロ初先発初勝利を挙げ、その後24日に出場選手登録を抹消されていた。