広島床田寛樹投手(26)の2軍降格が決まった。降雨ノーゲームとなった日本ハム戦に先発。初回に長打2本を浴び先制を許すと、2回は41分間の雨天中断を挟んで3四球を与えるなど2失点。3回は2死二、三塁から投手金子に左中間を破られる2点二塁打を浴び、3回5失点で降板していた。

精彩を欠いた左腕に佐々岡監督は「もっと考えながら投げないといけない。もっとがむしゃらにというか、マウンドでそういう姿が見えない」と厳しく指摘。「こんな投球じゃあ無理でしょう。(2軍行きか、と聞かれて)そう判断しました」と降格を明言した。床田は開幕から唯一ローテーションを守ってきたが、再調整を余儀なくされた。