九州アジアリーグの火の国サラマンダーズ(熊本)は4日、昨季まで広島でプレーした小窪哲也内野手(36)と入団で基本合意したと発表した。

5日に入団会見が行われる。

昨季、13年間プレーした広島から指導者転身の打診を受けたが、話し合いを重ねた結果「まだ選手としてやりたい気持ちがある。可能性が1%でもあるなら挑戦してみたい気持ちが強い」と現役続行を決意し、チームを去った。退団後はジムに通い、広島のMSH医療専門学校野球部の練習に参加し、入団へのオファーに備えていた。

小窪はPL学園、青学大を経て、07年の大学・社会人ドラフト3巡目で入団。選手会長に就任した16年に25年ぶりのリーグ優勝、17年の連覇に貢献した。通算705試合に出場し打率2割5分9厘、18本塁打、153打点の成績を残した。新天地で第2のプロ野球人生をスタートさせる。