前半戦は1軍でリリーフとして奮闘した阪神及川雅貴投手(20)が、全ウの9回のマウンドを任された。

先頭の日本ハム万波に左翼へ二塁打を浴びると、1死三塁からヤクルト元山の打球が二塁への内野安打となり、1点を失った。その後2死から四球と安打で一、二塁とするも、最後はロッテ小川を143キロ直球で二ゴロ。1回3安打1失点だった。

今季は5月19日にプロ初昇格を果たすと、そのまま中継ぎで1軍に同行。ここまで15試合に登板し、17回1/3を5失点(自責3)。5月30日西武戦(メットライフドーム)でプロ初勝利をつかんでから2勝を挙げ、防御率は1・56と結果を出している。

この日はチームメートの西純が先発を務め、2回無安打無失点。阪神の未来のエース候補たちが、晴れ舞台に立った。