日本ハムは、元球団社長、会長の今村純二氏(いまむら・じゅんじ)が、12日に胆管がんのため、福岡県春日市内の自宅で死去したことを発表した。83歳。長崎県出身。

61年に日本ハムの前身である徳島ハムに入社。営業本部参与、監査役を経て、02年10月に日本ハム球団社長に就任した。北海道移転に向け尽力し「北海道日本ハムファイターズ」の初代球団社長に。新庄獲得の旗振り役となるなど、球団の地域密着を推進。08年に会長を退いた後も、相談役として後進の育成に尽力した。

通夜は13日午後7時、告別式は14日午前11時、福岡県春日市若葉台西7丁目1の2、「セレモール春日」で、いずれも親族のみで執り行われる。通夜の一般焼香は午後4~6時と午後8時以降。喪主は長男・今村圭史さん。