リーグ後半戦の開幕戦で、阪神西勇輝投手(30)が初回にまさかの4失点を喫した。

先頭野間を左飛に打ち取った後、菊池涼に左前打、小園に右中間へ適時三塁打を浴び先制点を献上。その後4番鈴木誠を四球で出塁させると、1死一、三塁から坂倉の遊ゴロが併殺崩れとなり、その間に2点目。続く林、松山に連打を浴びさらに2点を失った。西川を申告敬遠し大瀬良を右飛に打ち取ったが、打者一巡の攻撃で38球を要した。

西勇は前半戦最終登板となった7月11日巨人戦(甲子園)で9回1失点と好投していた。プロ通算100勝目に王手をかけてから4試合目のマウンドは、苦しい立ち上がりとなった。