阪神が4本塁打を含む先発打者全員安打で、16安打9得点と快勝した。中断期間をはさんでの連敗は3で止めて、首位を守った。

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大山悠輔内野手が2本塁打を放って今季13号とし、143試合換算で21本塁打ペースとなった。阪神では現在、佐藤輝、サンズ、マルテもこの大台突破のペースを維持。20本塁打以上が4人となれば、阪神ではリーグ優勝、日本一に輝いた85年のバース(54本)、掛布雅之(40本)、岡田彰布(35本)、真弓明信(34本)以来36年ぶり。球団ではこの年を含め3度あり、ほかの2度は以下の通り。

76年 ブリーデン40、田淵幸一39、掛布27、ラインバック22

79年 掛布48、ラインバック27、竹之内雅史25、スタントン23

往年の重量打線に負けない、本塁打攻勢が期待できそうだ。