日本ハム杉谷拳士内野手(30)が29日、今夏限りで勇退した恩師の帝京・前田三夫監督(72)について「長い間、お疲れさまですという気持ち。『とにかく個性を伸ばしなさい』と言われた言葉が、今でもずっと、心に残っています」と、感慨深げに話した。

西武戦(メットライフドーム)の試合前、この日の昼に電話を入れ、監督生活をねぎらった。「一言目で『お~、体は元気か』と言われた時には、常日ごろ見てくれているんだなと思って、すごくうれしかった」という。「冗談半分で『お前が監督やれ』と言っていました」と、愉快そうに笑った。

現在、チームには杉谷を含め4人の帝京出身選手が在籍する。後輩で、前田監督にとって、帝京で最後の甲子園出場時に主将を務めた松本剛外野手(28)にも連絡し「オフシーズンになったら4人であいさつに行こうかという話はしていました」と、計画を明かした。