広島森下が31日のDeNA戦で金メダルを獲得した横浜スタジアムに凱旋(がいせん)する。7日の東京五輪決勝で先発し、5回無失点で勝利投手となった。日本代表として横浜では2試合に先発して2勝。侍ジャパンだけでなく、プロ野球の公式戦でも、20年は2試合で1勝0敗、防御率0・00だった。今季、初登板となる好相性のマウンドで後半戦初勝利を狙う。

五輪後2試合は試合をつくりながらも、2連敗を喫した。25日に誕生日を迎え、24歳初の登板に「いいスタートが切れたら」と意気込む。6月19日以来の対戦となるDeNAとは今季2戦2勝、被打率1割8分5厘に抑える。それでも「打率が高い選手がそろっている。ここ最近はホームランもそうですし、長打も打たれているので、そういうところをなくしていければいいと思います」と3被弾を喫した長打力を警戒した。