首位オリックスが正念場を迎えた。打の柱である吉田正尚外野手が7月14日の日本ハム戦(帯広)以来、今季2度目のベンチスタート。3日ソフトバンク戦(ペイペイドーム)の9回に遊撃内野安打を放った際に左足を痛め、代走を送られていた。

8回に代打出場。左太ももにテーピングをグルグル巻きにして打席に向かい、フルカウントからの6球目を見送り、見逃し三振。1度もスイングしなかった。

17年10月7日楽天戦(京セラドーム大阪)から続けている連続試合出場を512試合としたが、中嶋監督は今後の起用について「(状態が)良かったら出るでしょう」とした。5日の出場は、患部の状態を見極め、出場可否を決めることになる。5日に敗れ、2位ロッテが勝つと6月20日から守ってきた首位から陥落する。25年ぶりの優勝へ、全員で戦い抜くしかない。

▼5日にオリックス●でロッテ○のとき、オリックスは2位に転落する。オリックスは50勝41敗14分けで勝率5割4分9厘、ロッテは48勝39敗15分けで5割5分2厘。オリックスは同率も含め、1位を6月20日から77日間首位を守っている。