ロッテ益田直也投手(31)が通算150セーブを達成した。3点リードの9回、今季51試合目のマウンドへ。上位打線を3人で打ち取り、今季31セーブ目を挙げた。お立ち台で「家族にずっと支えてもらってきて。入団当初からずっと応援してくれているファンの皆さんにも本当に感謝しています」と思いを伝えた。

プロ9年目の昨季に通算100セーブに到達し、ハイペースで150セーブに伸ばした。長く投げていれば、誰でも打たれる日はある。前夜は3連投中の自身が投げず、終盤に逆転負けした。「昨日ああいう負け方をしたんですけど、何とかやり返すという気持ちが今日の結果になったと思うので」。無失点で前夜のリベンジした佐々木千のバトンを、しっかりと勝利につなげた。「何とか優勝できるように、腕振っていきたいです。ファンの皆さん、僕らと一緒に優勝しましょう」と首位奪還を喜んだ。

▼通算150セーブ=益田(ロッテ) 8日のオリックス18回戦(ほっともっと神戸)で今季31セーブ目を挙げて達成。プロ野球17人目。初セーブは12年8月5日のオリックス14回戦(京セラドーム大阪)。益田は577試合目で達成。82年江夏(日本ハム)がセーブ制定以前の登板も含めて757試合で到達しているが、益田はそれに次ぐ2位のスロー記録。