西武先発の松本航投手(24)が、6回2/3を104球、7安打3失点の力投も及ばず、8敗目を喫した。

力強い直球を軸に序盤からテンポよく、無四球で毎回の10三振を奪う内容に「今日は点の取られ方が悪かったです。(3回にロドリゲスに)ホームランや長打で点を与えてしまいましたので」と反省。一方で「前回登板(9月10日オリックス戦で5回9安打6失点)と比べるとテンポ、リズムともによく投げることができたので、その点は良かったです」と前を向いた。

6月28日ソフトバンク戦(京セラドーム大阪)で7勝目を挙げて以来、白星から遠ざかる右腕だが、辻監督は「今日は(森)友哉がうまくリードして、高めの真っすぐも使いながら投げていった。非常に次回もまた期待できるなと。こういうピッチングしていけば、あとは試合の流れとか、相手のピッチャーとの兼ね合いとかによってピッチングを組み立てていけば、十分試合になると思う」と評価。次戦以降に後半戦初白星を期待した。