ロッテ唐川侑己投手(32)が20日、イースタン・リーグ西武戦(カーミニーク)で実戦復帰し、1イニングを無失点に抑えた。

6回無失点の佐藤奨真投手(23)をリリーフし、2番手として7回に登板。長谷川、牧野を連続三振にすると、山野辺も二塁ゴロで3者凡退に抑えた。直球、カットボール、カーブ、チェンジアップと全ての持ち球を投げた。

唐川は今季も必勝リレーの一角を任され、6月10日までに29試合に登板した。4勝2敗19ホールド、防御率1・88をマーク。ところが首の痛みを発症し、6月17日に出場選手登録を抹消されていた。

1軍の井口資仁監督(46)は16日の取材で「登板を見て、どこまでの仕上がりか。良ければ1試合で(1軍に)上げれますし、もうちょっとということであれば」とコメントし、コンディションを見極めながら1軍昇格のタイミングを判断する意向を示していた。