前夜、無得点負けした巨人が、13得点無失点と大勝を決めた。

3回には5点、8回には6点、それぞれ打者10人で広島投手陣を攻め立てた。2ケタ得点は8月31日ヤクルト戦以来8度目、13得点は4月27日ヤクルト戦の14得点に次ぐハイスコアだった。先発戸郷は7回5安打無失点で、6月26日ヤクルト戦以来8試合ぶり、自己最多に並ぶ9勝目をマークした。救援陣も無失点に抑え、今季8度目の無失点勝利を決めた。

投打がかみ合っての完勝で、首位にたったヤクルトとのゲーム差は2。原辰徳監督(63)の試合後のコメントは、以下の通り。

-初回の2得点が流れを作った

「そうですね。主導権を握れてね、3番、4番が良い役割をしてくれましたね」

-2度の打者一巡の攻撃

「今日は非の打ちどころのない良いゲームだったと思います」

-初回の犠打

「先制点というか、流れの中でね、(失策で)もらったような一塁、二塁という展開でした。そういう意味では、そういうもの(好機)をより大きなものにしたいなと思いました。もちろん主導権はいつでも握りたいと思ってるんだけどさ、無死一塁、二塁のシチュエーションという部分ですね。そのプロセス」

-先発戸郷が約3カ月ぶりの勝利で9勝目

「これを機会に、パパンッと行ってほしいね。今後、1勝で10勝でしょう。これから大事なゲームが多くなってきますから。さらにいってほしいね」。