首位を走るオリックスに激震が走った。首位打者の吉田正尚外野手(28)が、4回の第3打席で右手首付近へ死球を受けて途中交代。試合中に病院で「右手首骨折」の診断を受けたもようで、程度によっては長期離脱を避けられそうにない。3日にも出場選手登録を抹消される見通しだ。

吉田正の負傷は2カ月連続で、前回は9月3日のソフトバンク戦で左太もも裏の筋損傷を負って離脱。打線につながりを欠いたチームは不在中に首位から転落した。同26日の楽天戦で1軍復帰し、その後チームは5勝1分けで首位を奪回したが、わずか1週間で再離脱となった。

吉田正は両リーグトップの打率3割3分9厘、21本塁打、72打点でけん引している。