関大・野口智哉内野手(4年=鳴門渦潮)はオリックスが2位指名し交渉権を確定した。

遊撃手としては強肩堅守。リーグのベストナインに3度も選出されるなど守備の貢献度も高い。自慢のバットでも安打を量産している。3日の関学大戦では豪快なスイングで逆転2ラン。「振れることが自分の強み。考え方を変えた。(球を)見て、見てという打席が多かった。どんどん積極的に振っていくようになった」とスタイルチェンジ。初球からフルスイングすることも持ち味だ。

チームは秋季リーグ優勝を目前にしており、3番遊撃のレギュラーとして攻守ともに引っ張る。「(ドラフトの日は)必ず来る。目先のリーグ戦に集中してやっていくだけ」と話し、リーグ戦での活躍でプロへの道を切り開く姿勢だ。

奈良県・橿原市出身、181センチ、81キロ、右投げ左打ち。