DeNAが3連敗し、今季の負け越しが決まった。残り試合が15となり、48勝65敗15分けで借金が17となった。

三浦大輔監督は「今日は負けましたから。明日も試合がありますから、1つでも勝てるようにやっていくだけです」と話した。

1回に先発坂本裕哉投手が4安打4失点。先頭の近本光司に安打を許すと、中野、大山、60打席連続で安打がなかった佐藤輝に右前適時打を浴びた。さらに、2死一、三塁から重盗の間に、4点目を許した。3回には大山に19号を打たれた。3回6安打5失点で降板した。

三浦監督は坂本について「立ち上がりが悪すぎましたね。高めに浮いてました。いきなり4点で修正する前にやられてしまった。この時期に疲れのない選手はいないと思う。任されたマウンドで、ヨーイドンで4点は上位のチームには大きかった」と話した。坂本は「早いイニングでマウンドを降りることになりチーム、中継ぎ陣に申し訳ないです」と反省を口にした。

坂本は前回登板の9月21日ヤクルト戦でも初回に村上宗隆に満塁本塁打を浴びた。再び、立ち上がりに課題を残した。三浦監督は「変化球もマウンドで修正ができなかった。悪い時にどうするかという修正ができなかった。立ち上がりは難しいが、悪すぎた」と評した。

阪神先発の青柳には、今季4つ目の白星を献上した。試合前まで10打数4安打と相性のいい森敬斗内野手をスタメン起用するなど、打開策は打ったが、6回2失点に抑えられ、実らなかった。三浦監督は「今日もそうですが、初回に4点と大きな点数を取られたので、大胆にテンポよく攻められた」と分析した。

▽DeNA桑原(左手薬指の突き指から3試合ぶりに復帰し5回に適時二塁打)「追い込まれていましたが、食らいついていったことが良い結果につながった」

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