新潟医療福祉大の佐藤琢磨投手(4年=新潟青陵)がソフトバンク育成13位にで指名された。

最速148キロの左腕は幼いころからの夢だったプロへの道をつかんだ。「一番にホッとした。4年間ともに頑張ってきた仲間の顔が浮かび、ここで頑張ってきて、良かった。自分をほめてあげたい」と喜びを語った。

ドラフト会議が始まってから約3時間。同大からは桐敷拓馬投手(4年=埼玉・本庄東)が阪神3位で指名され、緊張と不安の中、名前が読み上げられるのを待っていた。創部9年目の同大からの指名は中日・笠原祥太郎投手(26=16年4位)、オリックス漆原大晟投手(25=18年育成1位)に続き3、4人目。鵜瀬亮一監督(41)は「最高な1日になった。本学硬式野球部の新たな1ページとなった」と同大初の2人指名に喜びの表情を見せた。【飯嶋聡美】