DeNA元監督の中畑清氏(67)と前監督のアレックス・ラミレス氏(47)が、DeNA-ヤクルト戦でDeNAの球団誕生10周年を記念する試合前セレモニー「YDB 10th ANNIVERSARY CEREMONY」でセレモニアルピッチに登場した。

監督就任初年度のユニホームを着用。マウンドには中畑氏が上がって、打席にはラミレス氏が立った。マウンド前方から、ボールを投げ込み、1球目は三塁側へのファウル。仕切り直しの2球目で遊撃方向へゴロが転がった。

事前に打ち合わせし、中畑氏からラミレス氏に「打っていいよ」と提案。中畑氏は「打ちやすいボールを投げたんだつもりなんだけど、やっぱり鈍ってるな。あれ、1発で決めてくれないと。でも、打ち直しで、楽しんでもらえたかなと」と笑顔で振り返った。

ラミレス氏は「中畑さんが『打ちやすい球を投げるから』と打ち合わせでも話したんですけど、ちょっと怪しいかなと思ってたんですよ。でも、実際に本当にいい球が来たんで、来たーと思って、ミスをしてしまったんですけど、その後、同じくらいいい球を投げてくれて、打つことができたんで本当に良かった」と笑顔で話した。