4試合ぶりに「7番右翼」でスタメン出場した阪神佐藤輝明内野手(22)が、4試合ぶりの安打で先制劇の起点となった。

0-0の3回先頭で迎えた第1打席。先発九里の126キロスライダーを捉え、右中間へ運んだ。右翼鈴木誠が打球処理にもたつく間に三塁到達(記録は二塁打と鈴木誠の失策)。直後、坂本誠志郎捕手(27)の中犠飛で生還し、先制のホームを踏んだ。

前日17日の広島戦(甲子園)では、2点ビハインドの9回1死一、二塁に代打で登場。ホームランなら逆転サヨナラの場面だったが、広島守護神栗林の138キロフォークを振らされ空振り三振。球団記録を更新する167個目の三振を喫していた。12日巨人戦(東京ドーム)以来のスタメンで、前夜の悔しさを晴らした。

 

▽坂本 相手よりも先に点が欲しかったので、犠牲フライですが、先制点を取ることができて良かったです。