慶大は勝てば首位に並んだが、逃げ切れなかった。逆転直後の6回からエース森田晃介投手(4年=慶応)をリリーフで投入。だが、7回に宮崎にソロを打たれ、そのまま引き分けた。

堀井哲也監督(59)は「力は出し切ったと思う。ベストの継投を考え、そういう選択をした」。雨天順延と変則日程で、この日から3連戦。リリーフ起用したことで森田の先発への影響も考えられるが、「負けないことも大事」と引き分けを前向きに捉えた。

▽慶大・福井章吾主将(捕手として宮崎に打たれたソロを振り返り)「カットです。1発はダメな場面。結果としてチョイスミス、キャッチャーのミスです。(引き分けは)試合が続くので、ポジティブに捉えたい。チームとして負けなかった」