巨人原辰徳監督(63)が試合前の練習前、来季の続投が決定した件について言及した。

今季は3年契約の最終年。前日23日のヤクルト戦後には、山口寿一オーナーが「来季、原監督に続投を要請して、内諾を得ました。阿部君に来季は1軍のベンチにコーチとして入ってもらって、元木ヘッドと3人を中心にチームを立て直してほしい」と来季の続投を明言した。オーナーの発言を受け、原監督は「その通りです」と語った。

来季で巨人の監督史上最長となる16年目のシーズンを迎えることになる。「毎年そうなんだけど、何回も言っているけど、1年1年なんだよね、今回、3年契約で3年、3年って周りの人は言っているけど1年、1年だから、自分の中ではね。そういうつもりで積み重ねたのが…(16年目)ということしかない。そういう気持ちでなきゃ監督はできない。そういうつもりでやっています」と、目の前の戦いに集中していた。

今季はセ・リーグ3連覇は逃したが、前日にクライマックスシリーズ(CS)進出を決定させた。ここからは3位からの下克上日本一に挑む。