阪神西勇輝投手(30)が、西宮市の甲子園球場で行われた投手指名練習に合流した。13日の巨人戦(東京ドーム)で右肘の違和感を訴え1回2/3で緊急降板。28日のみやざきフェニックス・リーグ西武戦(宮崎・南郷)で実戦復帰し、2回無失点と安定した投球を見せ「アピールできるようにやっていくしかないと思いますし、しっかり調整してやるしかない」とコメント。西勇の登板を受けて矢野燿大監督(52)は「もう1回ぐらい投げてという感じにはなると思う」と話していた。

また、6日の巨人とのCSファーストステージ初戦(甲子園)に先発予定の高橋遥人投手(25)はこの日、ノースロー調整だった。キャッチボールを行わずランニング、長めの距離のダッシュで汗を流した。30日にブルペン入りし、見守った矢野監督は「大丈夫」と判断していた。投手指名練習には青柳晃洋投手(27)、秋山拓巳投手(30)も参加した。

6日のCS開幕までにチームは練習試合を3試合予定。3日は三菱自動車倉敷オーシャンズ戦(甲子園)、4日は大和高田クラブ戦(甲子園)、5日はNTT西日本戦(鳴尾浜)で、本番へ調整を重ねていく。