監督を男にする! 来季から新主将を務めるソフトバンク柳田悠岐外野手(33)が16日、2軍本拠地のタマスタ筑後で所信表明を行った。

主将就任が決まってからは初の取材対応。ルーキーイヤーの11年など、過去に何度も熱血指導を受けてきた藤本博史新監督(58)に対し「プロに入って右も左も分からない時にずっと教えてもらっていた。そういう方と一緒に優勝を目指してできる。それだけでうれしいんですけど、やるなら日本一になって監督を胴上げしたい」と、恩返しを誓った。

球団では18年の内川聖一(現ヤクルト)以来、4年ぶりに主将制度が復活。「真面目で、練習もたくさんして…」。理想のリーダー像を明かすが「自分を変える必要はないと思う。変えることなく、周りをもっと見られるようにっていうのは意識してやらないといけない」と、ギータ流でチームをけん引していくつもりだ。

今季は141試合で打率3割、28本塁打、80打点と打線を引っ張り、東京五輪では金メダル獲得に貢献した。この日は治療で訪れており「リフレッシュできています」とコンディションは良好の様子。「(今季)チームは4位に終わったので、優勝に近づけるようにやっていきたいです」。主将で主砲のバットが、リーグ優勝を奪回する。【只松憲】

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