新人過去最高評価。広島栗林良吏投手(25)が30日、契約交渉に臨み、3700万円の大幅増となる5300万円でサインした。入団2年目の年俸では、森下の4300万円の球団最高額を更新した(金額はすべて推定)。

   ◇   ◇   ◇

-1年目を完走

栗林 トレーナーさんを含め、コーチの横山さん、永川さんの協力のおかげで自分も戦えたと思います。佐々岡監督が自分のことを考えて起用してくださった。来シーズンは自分の力で恩返しできるようにしたい。

-記録に残る試合

栗林 個人の結果として一番良かったのは野間さんがホームランを打った(6月30日巨人戦)1-0の試合。(8回)途中までノーヒットノーランをされていて、初めてのヒットがホームランで、9回に回ってきた。緊張しながらゼロに抑えて勝てたのは、今年一番かなと思います。

-球団からの話は

栗林 来シーズン、リーグ優勝を目標にしていると思うので、そこに貢献してほしいということだった。自分もそこを目標にしている。期待に応えられるように頑張りたいなと思います。

-チーム内でどんな存在に

栗林 リリーフ投手が今年に限っては特にケムナさん、島内、塹江、森浦、ミッキー(高橋樹)と、年齢が近い選手が多かったので、そういう選手たちに負けないようにというところがある。練習を含め試合も信頼されるようにやりたい。