巨人が日本ハムを自由契約となった西川遥輝外野手(29)の獲得に向けて調査に乗り出すことが5日、分かった。

今季は打率2割3分3厘と低迷したが、4度の盗塁王を獲得したスピードは健在。通算3割8分と高い出塁率を評価した。西川には複数球団が興味を示しているとみられる。

西川は智弁和歌山高から10年ドラフト2位で日本ハムに入団。16、17年はベストナインに選ばれ、昨季まで4年連続でゴールデングラブ賞を受賞した。昨オフにポスティングシステムを利用して大リーグ移籍を目指したが契約に至らず残留。今季、海外フリーエージェント(FA)権を取得したが、2日に公示された保留選手名簿から外れ、自由契約選手となっている。