ロッテ小野郁投手(25)が10日、来季の契約更改交渉に臨み、1000万円増の年俸2700万円でサインした。

今季は49試合に登板し、0勝3敗8ホールド、防御率3・48。150キロ台終盤に迫る直球とスライダーで相手を牛耳るマウンドもある一方、制球の崩れから乱れる試合もあった。4月9日の西武戦(ZOZOマリン)では1回5失点。「今年一番悔しかったところというか、そこが全て今年の1年というか。シーズンの結果が決まったのかなと」と悔やんだが、リリーフでフル回転したことでの年俸増に「自分が思っているよりいい評価というか。期待してもらっているなという感じの評価でした」と笑顔を見せた。

将来のクローザー候補の1人に挙がる。「3年間やってやっと認められるじゃないですけど。3年連続キャリアハイを目指してやっていきたいなと思います」。あこがれの守護神益田を追いかける。(金額は推定)