最速156キロ右腕の日本ハム姫野優也投手が支配下復帰と開幕1軍を“1球入魂”で決める。

今季途中で外野手から投手へ転向した右腕は9日に育成選手として再契約。目標達成へ、最大の勝負の場を「来春キャンプの1発目の実戦」と設定。「1球目からドカーンと、ピシャーッといってやろう」と、直球で自己最速を更新し、大きなインパクトを与えてアピールする。

9月に鎌ケ谷のスタンドで再出発のマウンドを見守ってくれていたBIGBOSSの期待に応えたい。新庄監督からインスタグラムで自身のアカウントをフォローされた際にDMでメッセージを送ると「初登板の時から見ていたよ」と返信が来た。チームトップクラスの球速は、きっと指揮官にも認識されている。今オフは筋力強化と球速アップを目指し、さらに特長を伸ばすつもり。目指すは打者を圧倒する160キロ超の真っすぐ。最大の武器を磨いて「僕は実戦で抑えてナンボ」と、勝負の来春キャンプへ向かう。