南海、ヤクルト、阪神、楽天で指揮を執り、昨年2月11日に84歳で死去した故野村克也さんをしのぶ会が11日、神宮球場で行われた。
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日本ハムからは新庄剛志監督(49)も出席。阪神での現役時代、野村監督と2年間、同じユニホームを着て戦った。BIGBOSSとなった今、野村氏に聞いてみたいことを問われたが、斜め上の回答が返ってきた。「(聞きたいことは)ないです」と即答。続けて「向こう(天国)に行って、僕が監督で野村さんをキャッチャーで起用したい、かな」と、21年前までとは逆の立場になることを夢見た。
この日は最初から最後まで明るく、野村氏のことを語り続けた。理由がある。「野村さんと最後会った時に『おい新庄、お前だけはオレがこの世を去っても笑顔で、見送ってくれ』って言われた。だからもう元気よく、分かりました!と。泣くことはなかった。約束を守りました」。献花の際に花を献花台に置くのではなく、「受け取ってください」と捕手だった野村氏に向かって投げたのも、野村氏の言葉があってこそ。きっと、天国で笑って受け止めたはずだ。



