日本ハムは13日、巨人から戦力外となり、自由契約となっていた古川侑利投手(26)を獲得したと発表した。育成選手として契約する。

古川は8日に行われた12球団トライアウトに参加。新庄剛志監督(49)や稲葉篤紀GM(49)が見守る前で、参加者最速タイとなる149キロをマーク。元楽天の片山に左前打を許したが、力のある速球を軸に広島高橋大、元DeNA松尾を中飛に抑えていた。

BIGBOSSはトライアウト当日、気になる選手名を4人挙げていたが、取材を受けたのは午前の部終了後。午後に登場した古川の名前は、この時点ではなかった。しかし、その後の快投に目がとまったようだ。

古川は13年ドラフト4位で楽天に入団。19年に和田恋とのトレードで巨人に加入した。今季は1軍で1試合登板にとどまったが、イースタン・リーグで36試合登板で防御率2・18を記録。10月のみやざきフェニックス・リーグでも自己最速を1キロ更新する154キロを記録した。通算48試合登板、6勝14敗、防御率5・16。