元巨人のイスラエル・モタ外野手(25)が、九州アジアリーグ、火の国サラマンダーズ(熊本)入りした。20日、同球団が仮契約したことを発表した。背番号は「1」。

モタはドミニカ共和国出身。19年に育成契約で巨人入り。20年には春季キャンプ、オープン戦で結果を出し支配下選手登録された。同年は1軍で9試合に出場、9打数2安打1本塁打4打点、打率2割2分2厘の成績を残した。しかしオフに戦力外通告を受け退団した。

同球団によると「現在はドミニカ共和国に居住しており、新型コロナウイルス新規入国制限の為、入国が未定となっております。制限が解除となりましたらチームへ合流いたします」という。

モタは「みなさん初めまして。イスラエル・モタです。早くチームメイトと一緒に野球がしたいです。絶対優勝しましょう。宜しくお願いします」とコメント。

神田球団代表は「日本でも活躍をしたモタを火の国サラマンダーズ初めての外国籍選手として迎え入れることが出来嬉しく思っています。右の長距離砲として連覇に向け活躍を期待しています。NPBへの復帰も全力でサポートしていく所存です」とコメントを発表した。

なお同球団の監督には今オフ、元ソフトバンク投手の馬原孝浩氏(40)が就任。打撃コーチはPIG BOSS氏(25=選手兼任)が務める。