楽天は22日、日本ハムを自由契約となっていた西川遥輝外野手（29）の獲得を発表した。西川は今季130試合に出場し打率2割3分3厘、3本塁打、35打点。24盗塁をマークし、4度目の盗塁王に輝いた。通算311盗塁を誇るスピードスターは球団を通じ、「心機一転、また一からやる気持ちです。東北を熱く盛り上げたいと思いますので、イーグルスファンの皆さん、よろしくお願いいたします」とコメントした。

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9年ぶりの日本一を目指すチームに、欲しかった「スピード」のカードが加わった。今シーズンのチーム盗塁数は、4年連続リーグワーストの45。機動力が課題となっていただけに、実績十分の西川の加入は大きなプラスとなる。辰己や小深田ら走力のある若手は多いだけに、技術面での手本となることも期待される。

今オフ、日本ハムが保留手続きを行わない「ノンテンダー」とした選手の移籍は、DeNAへの加入が決まった大田に続き2人目。楽天は19年浅村、20年鈴木大、21年田中将に続くビッグネームの獲得となった。