西東京支部選抜が3位決定戦で横浜緑を11-4で下した。

0-1とリードされた3回、2死一、二塁で3番清水翔(東京日野)が右越えの三塁打で2点を上げて逆転。続く4番小島豪(武蔵府中)の中越え二塁打で3点目を挙げた。4回にも5安打を集中して4点を追加。7-4と迫られた5回には無死満塁から四球で押し出しの後、9番小西潔尚(きよひさ、小金井)の右越え三塁打で4点を挙げて7点差となり、コールド勝ちした。

前日は投手として活躍し、この日は三塁手で出場して逆転打と2つのファインプレーで勝利に貢献した清水は「(3回は)逆方向を意識していました。ゴロを打てと言われたんですけど、上がってしまった」と苦笑い。守備については「自分も投手をやっているので、投手を助けるプレーができてよかった」と話した。

鈴木浩明監督(小平)は「いい試合ができました。序盤苦しんだのは、選抜チームなのでつなぐ野球がなかなか難しかったからですけど、点を取る場面になったらちゃんとみんなできた」とほめた。大今翔太主将(武蔵府中)は「みんなで1つになってメダルを持って帰れるのがうれしいです」と、銅メダルを胸に笑顔を見せた。