西武内海哲也投手兼任コーチ(39)は、どちらの立場としても成果を求める。「僕の一番の理想」について「1軍で結果を残しながら、少し助言ができれば」と語った。

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まだまだ選手として結果を残したいとの決意は強い。「勝負させてくれるというありがたさも、しっかり受け取って、思い切り暴れられるように準備したい」。04年のプロ入りから積み重ねて現在、通算投球回は1995。2000投球回数も近づく。「1つの目標として達成できれば、うれしいですけど、そこだけに限らずチームに貢献できることはいっぱいあると思う」と話した。

後輩にも愛情あふれる姿勢で接し、多くの人から慕われる。コーチとしても、135勝の左腕は労を惜しまない。「ファームにいれば、ファームの若いピッチャーにアドバイスできればいいと思いますし、いる場所でしっかり両方のことができれば。自分が若い時にやってきたこと、成功できたことが引き出しにある。そういう引き出しを開けながら、アドバイスを1人1人に送ってあげられれば」。精力的に動き、チームの力となっていく。