今季阪神3年目のジョー・ガンケル投手(30)が新助っ人アーロン・ウィルカーソン投手(32=ドジャース3A)との共闘を心待ちにした。

2人は15年のレッドソックスの春季キャンプでチームメート。2A、3Aとマイナーで投げ合った経験もあるという。ガンケルは球団を通じ「全ての球種でストライクが取れる良い投手だと思う」とリスペクトの思いを明かした。

矢野監督はウィルカーソンを先発で計算しており、ガンケルにとってはライバルになる。だが昨季9勝(3敗)を挙げた右腕は「外国人選手内でも良い競争が生まれる。誰かが調子を崩しても、その後ろに良い選手がいることでチームはより強くなれると思う」と歓迎した。球団はガンケルを含め、既存の助っ人に新外国人の世話役を期待する。嶌村球団本部長は「外国人選手が多いので、(新外国人の)受け入れ態勢は整っている」と話した。