虎ナインが、新型コロナウイルスの感染者が急増しているキャンプ地沖縄の状況を心配した。

阪神糸井嘉男外野手(40)が自身のツイッターを更新。5日の午後0時45分に、沖縄で600人前後の新規感染者が出たというニュースの映像を撮影した写真を添付し「沖縄、大丈夫かな」と投稿した。沖縄・宜野座での春季キャンプまで1カ月を切った。昨季は無観客で行われ、今季は制限付きで2年ぶりに有観客で実施される予定だが、今後の感染状況によっては変更を余儀なくされる可能性もある。

国内での感染拡大は、外国人選手の入国にも影響を及ぼす。嶌村球団本部長は「新規入国の選手に関しては、いつどうなるかというところは、感染状況次第でというのがあるので、注視しながらとしか言えない」と説明。「昨年に引き続きというのもありますので、受け入れ態勢だけきっちりやっていければ、という考え方」と冷静に話した。昨季は新外国人のロハスとアルカンタラの入国が4月初旬までずれ込んだ。今年は感染状況次第では、助っ人全員が入国できない可能性も浮上する。キャンプイン、開幕まで予断を許さない状況が続く。