昨季セ・リーグMVPのヤクルト村上宗隆内野手(21)が、地元熊本での野球教室開催に意欲を示した。これまで故郷での野球教室に参加したことはなく「できたらいいなと思います」と希望を明かした。

村上は昨年12月28日に熊本県庁での「くまもと夢づくり賞」贈呈式に出席。地元少年野球チームから出迎えを受け、蒲島知事との歓談の中では「いい球場、いい施設で、子どもたち、これからを担う将来の野球選手たちに、いい環境をつくっていただけないかなと、勝手ながら思っています」と老朽化が進む藤崎台球場に変わる新球場建設を“直訴”していた。

熊本が生んだ若きスラッガーが地元の子どもたちのため、将来の環境整備に加え、野球指導でも貢献していく決意だ。