ロッテの新人9選手が19日、ロッテ浦和球場で「4スタンス理論」の講習を受けた。

4スタンス理論は、バランスの中心が足裏のどこにあるかなどの観点から、体の使い方を4つに分類している。この日は提唱者の広戸聡一氏から講義を受けた。

ドラフト1位の松川虎生捕手(18=市和歌山)は、かかと寄りの外側に基点がある「B2」タイプと診断された。広戸氏によると「肘、ひざと、みぞおちを柔らかく使う。カチッとさせないというところが特性です」というタイプで、チームでは佐々木朗が同タイプ。打者ではエンゼルス大谷や、松井秀喜氏らがB2タイプになる。

松川は体の使い方について「意識はしてたんですけど、こんなにより深く考えることはなかったので本当にいい時間だったなと思います」と振り返った。

同3位の広畑敦也投手(24=三菱自動車倉敷オーシャンズ)は、つま先寄りの内側に起点がある「A1」タイプと診断された。パドレス・ダルビッシュ有や、チームでは石川が同じA1にあたる。高校時代にも受講したという広畑は「どういう動き方をしたら一番効率よく力を伝えられるのかっていうのを再度認識できたので、すごくいい経験になりました」と感想を話した。