中日立浪和義新監督(52)が31日、2月1日からキャンプを張る沖縄・北谷町、読谷村を表敬訪問した。

表敬には吉川克也球団社長(65)加藤宏幸球団代表(63)と、京田陽太内野手(27)も同行し、京田選手会長が2町村に寄付金を贈呈。コロナ禍にあって、指揮官として初めて沖縄キャンプを指揮する立浪監督は、訪問を終え「北谷、読谷の方々が喜んで受け入れていただいたことに感謝したい。目的は練習しにきているので、全力を注いでやっていきたい。長く、北谷、読谷でキャンプやらせてもらっている。活気のあるキャンプにしたい。強くなるために練習する、それだけです」と話した。

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1軍を受け入れる北谷町の渡久地政志町長(42)は「北谷町も心待ちにしていました。(立浪監督は)選手時代から町民の皆様も親しみを持っています。ケガのないようしっかり乗り切っていただいて、1日でも長く町民が楽しく応援できるように私たちも精いっぱい補助していきたいと思います」と歓迎。2軍を受け入れる読谷村の石嶺伝実村長(66)も、「今年も来ていただいてありがとうございます。来るべきシーズンで栄冠を勝ち取れるよう全力で応援します。キャンプが成功するようバックアップしたい」と、チームへのサポートを口にした。

▽京田選手会長 「コロナ禍にもかかわらず、受け入れていただいた沖縄県をはじめ北谷町、読谷村の方々には感謝したいと思います。1カ月は長いようで短いキャンプですので、全員が良い形で開幕を迎えられるようにやっていきたい。技術的な向上も大事ですけど、まずはコロナにかからないように体調面含めて、しっかりたくさん練習して、いいキャンプが過ごせたらなと思います」