その「たまらん」鉄壁の守備は、これからも侍を守る最強の盾となる。西武源田壮亮内野手(28)が3日、宮崎・南郷キャンプを視察した栗山英樹監督(60)から「点をやらない」布陣のキーマンとして、この上ない信頼を寄せられた。「いつも試合をやっていて、ショートが2人いるのかなと思っていたぐらい。信頼というよりも逆に敬意」。昨季まで日本ハムを率いていた指揮官から最大級の賛辞の言葉を並べられた。

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短い時間だが、話を交わした。「体の負担」など故障を避ける意識を共有した。まだWBCの代表経験のない源田も強い決意がある。「WBCはすごく盛り上がるレベルの高い大会。出たい気持ちが強い」。09年WBC決勝でイチロー氏が放った勝ち越し打は「かっこいいというか、それを通り越して、よくわからない感情」になるほど胸が熱くなった。今季も日の丸を背負うにふさわしい活躍を見せ、そして世界の舞台で躍動する男となる。