虎の助っ人コンビが状態を上げてきた。1点を追う6回1死一塁。まずは3番マルテが右腕小林の146キロ直球を捉え、右翼への適時二塁打を決めた。

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スタートを切っていた一塁走者小幡が一気に生還。マルテにとってオープン戦7試合目での初打点となった。その後1死満塁となり、6番ロハスが左打席で右翼への犠飛を放ち、一時は勝ち越しに成功。打線の軸を期待される2人が全2得点をたたき出し、開幕に向けてエンジンがかかってきた。

ロハスは、5回には右打席で中前打を放ち出塁。次打者小野寺の打席で、広島黒原の暴投の間に、一塁から一気に三塁を陥れた。バットだけでなく、走塁でもアピールした。キャンプから低空飛行を続けてきたが、前日8日からの広島2連戦で3安打4打点。糸井らと左翼を争う2年目は「積極的に打ちにいく中で、捉えられる確率を上げていけるようにやっていきたい」とさらなる上昇を期した。

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